コンプライアンス研修の手法~知識から意識へ、フェアプレーへ

『コンプライアンス』というと、どんなイメージを持つでしょうか?

「法令遵守でしょ、やらなきゃいけないことだよね」

という感じではないでしょうか?

 

このようなイメージで、社内でコンプライアンスと言うと、働く現場の人たちは、「やらされている」ということになります。

 

社長が「やらなきゃいけないこと」というのだから、社員も「やらなきゃいけない」ということになります。

 

「やらされている」という感覚は、企業にとってマイナスになります。仕事をやらされているということは、社員の方々が「考えて」仕事をしていないことにつながります。したがって、考えないので、ベストは何か?を追求しないことになるので、マイナスです。

コンプライアンスは法令遵守だけじゃない

さて、コンプライアンスは確かに「法令遵守」という意味ではあります。ただ、それだけかというと、どうではありません。

法令遵守だけではなく企業倫理も含まれてきます。また、企業理念も踏まえての企業体制を整えることです。

つまり、「法令遵守+企業倫理+企業理念」を実現するための体制作りがコンプライアンスです。

 

このように言うと、少し堅苦しい感じもしますね。そこで、このように考えてみてはどうでしょうか?

 

コンプライアンスとは「フェアプレー」をすること。

 

ビジネスという場面で、お客様や取引先などに対して「フェア」であること。

このようにとらえると、コンプライアンスは法律知識だけではなく「意識」の問題となってきます。

コンプライアンスは意識と行動

コンプライアンスを意識ととらえて、その意識に基づいて行動する。

コンプライアンス体制がある組織作りには、「意識から行動へ」をウェイトをおいた教育が必要になってきます。

 

単に、法令を学ぶだけではなく、個々の社員の意識の持ち方の特長や行動傾向を踏まえた組織作りです。

 

このためには、「フェアプレーは何か?を考える組織で、そして個々の社員の行動傾向を踏まえた体制作りが重要でしょう。

 

このような組織作りをするためには、「現場が考える」という研修が有効です。

ケースを用いて、現場の意見を出し、そして自分たちでどう行動するか?を考えることを導く研修です。

 

例えばこのような内容です。

 

【現場ディスカッションによる研修】

・ ケースを社員様のディスカッションで検討します。

例えば・・・

「Aさんは、お客様情報を自宅に持ち帰って仕事をしたところ、その情報が漏れてしまった。」

 

➀この事件では、いったい何が問題なのか?問題の本質は?

②この問題を解決する仕組みはどうするか?

 

このような簡単なケースとディスカッションテーマを設定して、

みなさんに考えていただき、

法律の知識よりも「意識」を生み出すようにしていきます。

コンプライアンス研修

弊所がご提案する研修は、「適性検査」で社員の行動傾向を把握するということも行います。

そして、現場ディスカッションを通じて「考える」フェアプレーへとつなげる研修も行い、意識作りと組織作りをしていきます。

 

適性検査と現場ディスカッションを組み合わせた2部構成の新しいスタイルの研修をご提案しています。

 

研修プログラムのご提案から実施までご提案します。また、会場も弊所指定の会場(大学の会議室など)を準備することも可能です(最大30名までの会場となります)。

 

是非、コンプライアンスも合わせた組織作りをお考えの経営者様からのお問い合わせをお待ちしております。

 

▼適性検査は株式会社フェアネスコーポレーションさんが実施いたします。

 

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